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こちらから注文も行えます。
私たちの脳内では、注意力や認知力が高まっているときに「P300」という電位が出現することが解っています。P300を観察することにより、どのような環境や要因が注意力や認知力に影響を及ぼすのかを知ることができます。 P300の測定は、心理学や生理学などの研究ツールとしてはもちろん、スポーツ、学習、仕事などにおけるパフォーマンスアップや、より良い環境づくりのための指標としても役立ちます。
注意力が高まっている時には、何らかの刺激を感知してから約0.3秒後にP300が出現します。P300の振幅の大きさ、潜時の長さなどを観察することで、注意力、認知力を評価します。
P300の研究分野への応用の可能性は多岐にわたります。
P300は「注意力、認知力、集中力」を見える化(数値化)できるので、スポーツ選手のパフォーマンスの向上、学校・学習塾での学力の向上。会社、仕事時の注意力や集中力の向上など様々な分野で活用できます。
頭部にセンサーバンドを装着するだけで脳波をピックアップ。
詳細はブレインプロFM939をご参照ください。
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香りの効果を比較 芳香Aを嗅ぐとP300が出るが、芳香BではP300が出ない。 | 芳香Aは活性効果がある。 | |
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睡眠の必要性 睡眠不足の時にP300は出ないが、睡眠を十分にとるとP300が出る。 | 睡眠不足は注意力を低下させる。 | |
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音楽の比較 音楽Aを聴いてもP300は出ないが、音楽Bを聴くとP300が出る。 | 音楽Bは活性効果がある。 |
アナライザープラスERPにはP300の代表的な検査方法である、オドボール課題が実装されています。
■オドボール課題とは
高低二種類の信号音を1秒間隔で、1:4の割合でランダムに発信します。被験者には高い音の発信数をカウントするように指示し、両信号聴取時の脳波を自動的に記録します。
標準刺激音、標的刺激音前後の800ミリ秒の脳波を自動計測し、加算平均した数値を記録します。市販の表計算ソフトで数値と波形を表示できます。
マイクロソフト社 エクセル使用
アナライザープラスERPをご使用になるには、以下の製品が必要になります。
お客様が測定したデータを判別・解析します。
加算平均波形
成分表
認知力
医学博士 亀井 勉 氏
事象関連電位の成分の一つであるP300は、注意機能、認知機能、脳疲労などの評価に於いて有意義な指標であることが知られています。
医療に於いては「認知症」「鬱病」「統合失調症」などに関する研究が多くありますが、医療以外の分野に於いても「健常者の注意力、認知力の評価」「製品開発やマーケティングに於ける嗜好性などの分析」への応用が期待されます。アナライザープラスERPは、事象関連電位を高度な周波数分析機能によって測定することができ、しかも、非常に簡便な操作で扱うことができるので、様々な分野で活用できる画期的なツールといえます。
名称 | 製品名 | アナライザープラス ERP |
型番 | FS-APE | |
動作条件 | AnalyzerPlusがインストールされているパソコン。 | |
仕様 | 測定時間 | 最長10分。10分以上に設定しても10分で終了します。 |
保存データ | 加算平均結果(標準刺激/標的刺激の2種類) | |
保存データ形式 | csvファイル(AnalyzerPlusのテキスト保存と同じ) | |
再生機能 | なし | |
刺激音 | トーンバースト信号 | |
刺激音長 | 100ms | |
標準刺激音周波数 | 1000Hz | |
標的刺激音周波数 | 2000Hz | |
刺激比率 | 標準刺激約80%/標的刺激約20% | |
刺激間隔 | 1000msか2000msを選択。 | |
刺激音出力 | ランダムに標準刺激と標的刺激を出力。 |
※掲載商品の仕様および外観は、予告なく変更する場合があります。
※グラフ縦軸目盛りはAnalyzerPlus上での処理のため通常のERPの陽性、陰性が逆になります。
※1:注意
●本ソフトのご利用には別売りのブレインプロFM-939及び、アナライザープラスFS-APが必要になります。
●数値、波形を表示するにはマイクロソフトエクセルなど、市販の表計算ソフトが必要になります。