メンタルトレーニングを効率的に進めていくためには、目に見えない選手の心理状態を客観的に観察し、把握しなくてはなりません。そのためのツールとしてフューテック社の脳波計「アルファータ」を活用しています。 アルファータを使用することによって、その日のメンタルトレーニングの成果を解りやすい数値とグラフで確認することができます。それをトレーナーと選手の共通認識として共有することにより、課題設定や目標設定をより具体的に進めることができるのです。 また、なによりも選手自身が脳波測定という経験を日常化することにより、自分の心(=脳)の状態を客観視する習慣が身に付きます。これにより、自然と自分のメンタルマネージメントのすべを身につけていくことを、意識するようになります。